同棲を解消する時には、お金がないと難しい!?別れ方の注意点
同棲を解消する時には、思いもよらない「お金」の問題が勃発します。
同棲する時には一秒たりとも離れていたくないと、勢いで同棲を始める人も居ると思いますが、同棲を解消する時には、現実問題を処理しながら物事を進めていくほかなりません。
引越し費用や退去費用の他に、家具家電や同棲している時の生活費の精算なんかも必要に…。
また、新しい生活を始めるにもお金が必要になってきます。
同棲を解消する時の『お金』について、調査してみました!
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同棲の解消は感情論では終わらせられない!お金がないと別れられません!
何らかの理由により同棲を解消するときは、一緒に住んでいる家を出れば良いだけだと安易に考えていませんか?確かに、結婚しているわけではない同棲カップルが別れるのは簡単です。
しかし、問題は同棲を解消して一緒に住んでいた家を出た後に、金銭面で苦労する人がいます。特に、勢いのまま一方的に家を出たり、ケンカ別れで急に同棲解消になると苦労する可能性があります。
同棲中は家賃や食費等生活費を彼の方が多く負担しているという、カップルも多いです。あなたの方が多く負担している状況や、あなたも一人で生活できるくらいの経済力や蓄えがある場合は別ですが、そうではない場合は勢いで同棲解消をしない方が良いでしょう。
安定した収入がない場合や自立して生活できるほどの経済力がないのに勢いで同棲解消すると、次に住む部屋を借りるお金が無かったり、部屋を貸してもらえないケースもあります。
また、部屋を借りられても、初期費用を払ったらほとんど手元に残らなくなってしまったりすることもあります。新しい生活を始めるための家具家電を揃えるお金も必要になってくるでしょう。
同棲解消を考えている人は、新しい生活のための費用をしっかり準備するようにするといいでしょう。
同棲を解消するのに、退去費用や家具家電などのお金についてはどうするべき?
同棲を解消すると、新しい生活を始めるためのお金だけ用意すれば良い訳ではありません。お互いが新しい家に引っ越す場合、彼と一緒に住んでいた部屋の退去時には費用が掛かる場合もあります。
なるべくトラブルを避けるためには折半するのが良いと思いますが、退去時の費用はどうするのかも同棲解消の話し合いの時に話し合っておきましょう。
また、同棲中に使っていた家具や家電の所有についても考えてください。あなたか彼が持ち込んだものなら、元の所有者が持って行くのが普通ですが、ちゃんと決めていなかったら勝手に持って行かれたという話もよく聞きます。
特に、同棲を始めるときにお互いにお金を出し合って買った家具や家電がある場合は、それらをどうするのか話し合いましょう。
お互いが主張してどちらの物か決まらない場合やどちらもいらないというものは、リサイクルショップに売ってそのお金を折半すると良いでしょう。
もう出来るだけ関わりたくないというのなら、全て手放してしまう方法もありますが、後々の生活に影響する場合もあるので、しっかり話し合うのがおすすめです。
同棲を始める時、結婚の約束しなかった?その場合同棲を解消するなら、慰謝料などのお金が発生する場合も!
同棲を解消しただけなのに、慰謝料を払わなければならないケースがあるのは知っていますか?別れるときに慰謝料が必要といえば、一般的には離婚の時を思い浮かべますが、同棲であっても別れに慰謝料が必要になる場合があるので注意が必要です。
同棲解消で慰謝料が必要になるある程度の条件
- 結婚の約束はしていたか?
結婚を前提として同棲を始めるカップルも多く、一緒に住んでみたら合わなくて別れるパターンもあるでしょう。問題は、結婚の約束をしていた場合です。
例え、婚約指輪や結納が無くても、お互いの家族や友人に結婚するとお互い報告して、本人同士も結婚する意志を確認し合っていた場合は、婚約破棄として慰謝料を請求できる可能性があります。 - 金銭トラブルがあった
同棲するカップルの中には、特に結婚の約束が無くても一方が「同棲するってことはいずれ結婚」と思い込んでいることもあります。いずれ結婚することになるんだからと、相手の借金を代わりに返済しているケースもあるでしょう。
結婚すると思っていたから代わりに返済していたのに、別れて結婚もしないなら今まで肩代わりしていた分を返してほしいと言われる可能性があります。
同棲を始める時には冷静にあらゆる事態を想定しよう。
最初から同棲解消を想定して同棲を始める人は少ないでしょう。しかし、いつ何があるかわかりませんので、同棲をする物件は1人でも払っていける家賃の部屋を借りるのがおすすめです。
一緒に住んでみたら合わなくて別れることもあるでしょうが、同棲を解消する理由は別れだけではありません。
- 家庭の事情でどちらかが、実家に帰らなければならなくなった
- 数か月単位の長期出張が決まった
- 仕事で転勤が決まった
- 事故や病気で長期入院することになった
- 留学することになった
- 別れないけど同棲は向いていないと分かった
思いつくケースはこんな感じですが、他にも予想外の事態で同棲を解消することもあるでしょう。
転勤など同棲を解消する事態なら、引っ越ししたり実家に帰ればいいかもしれませんが、長期出張や長期の入院など、一時的に一人で生活しなければいけなくなることもあります。
最初から2人分や彼の収入をアテにした家賃の部屋を借りた場合、一人で生活する間の家賃はどうしますか?一人で払っていけないとなると、一時的にでも家を出る側も住んでいない部屋の家賃を出さないといけなくなります。
お互いに生活が苦しくなってしまいますので、初めからお互い一人だけの経済力でもなんとかなる家賃の部屋を借りるのがおすすめです。
同棲を解消した後でもお金の問題が出てくる場合もあります!
別れて同棲していた部屋を自分が出て行くことになり引っ越した後、同棲部屋に残って住むと思った相手から「ここの家賃を一人で払っていくのはきついから、引っ越すけど、こうなったのはお互いの責任だし引っ越し費用を負担してほしい」と連絡があったら、どうしますか?
相手になんて言われようと、家を出るのはお互い様なので引っ越し費用は払わないという選択肢もあるでしょう。もしも、自分にも責任があると思えば負担してあげようと思うかもしれません。
負担するにしても、自分も引っ越ししたばかりで金銭的に厳しい場合もあるでしょう。払うにしても分割払いにしたりするのは少し格好が悪いですよね。見栄を張って言う通りの額を負担するのか、足りなくても出せる金額だけ出すかになるでしょう。
なお、お金を渡す時や振り込みをした後の連絡では、嫌みっぽく言うのはやめましょう。何でもない感じで業務連絡のように連絡します。変に嫌みっぽく言ってしまうと別のトラブルになったり長引いたりする可能性があります。