毛糸のマフラーを洗濯する方法や注意点とふわふわに仕上げるコツ
2019/03/06
毛糸のマフラーを洗濯するときは洗濯機で洗っていいのか、手洗いがいいのか悩みます。その前にそのマフラーは自宅で洗濯していいものなのかを確認しておくことも大切です。お気に入りのマフラーを洗濯で失敗しないためにも、しっかりと正しい方法で洗いましょう。
そこで、毛糸のマフラーの洗濯方法について、事前の確認や縮ませないためのポイント、手洗いで洗濯する方法や乾かし方の注意点、ふわふわに仕上げる方法などお伝えしていきましょう。
これを読めば、毛糸のマフラーの洗濯方法とそのコツや注意点がわかるので、スムーズに洗濯に取り掛かることができるでしょう。失敗しないためにも縮ませないための洗濯のポイントを守って、ぜひふわふわにマフラーを仕上げてみてください。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
スポンサーリンク
毛糸のマフラーを洗濯する前の表示チェック
毛糸のマフラーを洗濯するときは、洗濯前に必ず洗濯表示をチェックしましょう。
毛糸のマフラーと言っても、毛糸に使われている素材は様々です。羊毛やカシミア、アクリルなどその素材によって扱い方が違います。扱い方を間違えると縮みや毛羽立ちの原因になりますので注意が必要です。
まずはマフラーについているタグで洗濯表示を確認して、自宅で洗えるかどうかを確認してください。洗濯マークに×印が付いている場合は、家で洗濯が出来ない物になります。
自宅で洗濯不可のマークが付いていても、やり方によっては自分で洗うことが出来る場合もありますが、シルクなど扱いの難しい素材や失敗して後悔したくない場合は、おとなしくクリーニングに出しましょう。
自宅で洗濯出来る場合でも、手洗いのみ可の場合や洗濯機で洗える場合など違いますので、表示に従って洗濯するようにします。
毛糸のマフラーを洗濯で縮ませないためのポイント
洗濯表示で自宅で洗濯出来ることが分かったとしても、洗濯の仕方を間違うと縮んだり毛羽立ったりよれたりしてしまうので注意が必要です。
洗濯で型崩れや縮みを防止するには、基本的には手洗いをしましょう。
洗濯機可になっていても、手洗いの方が優しく洗うことが出来ます。毛糸のマフラーは、デリケートなアイテムなので手洗いがお勧めです。
洗剤はおしゃれ着用洗剤を使いましょう。普通の洗剤でもあまり変わらないと思っている人も多いと思いますが、おしゃれ着用洗剤は繊維が絡んだり毛羽立ったりしにくいような成分が入っています。
せっかく手洗いをしても普通の洗剤を使ってしまうと、効果が半減してしまうのでおしゃれ着用洗剤は必須です。
また、縮み防止とは直接関係ありませんが、毛糸のマフラーはふんわりした風合いや柔らかい手触りは大切ですので、柔軟剤を使用するのもお勧めです。柔軟剤を使えば静電気も抑えてくれます。
毛糸のマフラーを手洗いで洗濯する方法
毛糸のマフラーを家で洗濯するなら手洗いで洗いましょう。手洗いの方法をご紹介します。
毛糸のマフラーの手洗いで用意する物は、おしゃれ着用洗剤と柔軟剤、桶です。桶はマフラーを軽く畳んだ状態で入れて多少余裕のあるサイズが欲しいので、洗面台や洗濯槽を使っても構いません。
最初に桶の水におしゃれ着用洗剤を適量入れて混ぜ合わせます。洗剤の量は、使用する洗剤の説明書き通りにしてください。
毛糸のマフラーは軽く畳んだ状態にして、洗剤液の入った桶の中に静かに沈めます。
洗い方は押し洗いです。揉んだり擦ったりすると型崩れや毛羽立ちの原因になりますので、控えてください。手のひらを使って、上から優しくマフラーを押して洗います。30回程押してください。
もしも、毛糸のマフラーにシミなどがあれば、事前にシミに洗剤を付けて馴染ませるなどしておくと落ちやすくなります。
すすぎは、泡が出なくなるまで水を入れ替えて行います。すすぎの時もマフラーを揉んだり擦ったりしないように注意してください。
最後に柔軟剤を入れて軽くすすいだら、脱水をします。揉んだり出来ないので、脱水も手で絞ったりするのはやめましょう。
脱水のみ洗濯機を使って脱水をしますが、脱水時間は30秒以内にしましょう。長く脱水しすぎると型崩れやシワの原因になってしまいます。
以上で毛糸のマフラーの手洗いによる洗濯が終了です。
洗濯後のマフラーの乾かし方にも注意を
毛糸のマフラーを手洗いで洗い終わったら、乾かさなければいけません。基本的に、風通しの良い日陰に干します。乾燥機は縮みや型崩れの原因になるので、使用しません。
日光が当たる場所に干すと変色や生地の傷みの原因になることがあるので、日陰に干しましょう。陽が当たらない場所は乾きにくいので、風通しの良い場所を選ぶか扇風機などを使って風通しを良くしてあげるのがお勧めです。
脱水後に洗濯機から毛糸のマフラーを取り出したら、軽く形を整えてから干します。
ニット製品を平置きで干すアイテムがあれば、形を整えて平置きにして干すのが一番型崩れを防止出来ますが、無ければハンガー2本を使って干しましょう。
濡れていると水分の重みで干しているときに伸びてしまうこともありますが、マフラーをハンガー2本に掛けてMの文字になるように干すと力が分散されるので、干しているときの伸びも防止出来ます。また、Mの文字になるようにすると、マフラーの間に風が通るので、乾きやすくもなります。
スチームアイロンを使えばマフラーがふわふわに仕上がります
毛糸のマフラーを洗濯後は、風通しの良い日陰に陰干しして自然乾燥させただけでもふんわり仕上がると思いますが、もっとふわふわに仕上げたいならスチームアイロンを使う方法があります。
マフラーをハンガーにかけた状態でスチームアイロンのスチームを毛糸のマフラーに当てます。アイロン自体はマフラー表面から少し離してスチームだけを当てていきます。
スチームアイロンはマフラーをふわふわに仕上げるだけでなく、もしも洗濯で縮んでしまった場合は、優しく引っ張りながらスチームを当てていくと多少戻ることもあります。
また、マフラーは首に直接あたって汗などが染みていることも多いので、シーズン中に何度か洗濯やクリーニングに出したい所ですが、見た目には汚れが分からないのでシーズン中一度も洗濯しないという人も多いでしょう。
そんな人は、洗濯後にスチームアイロンを使うだけでなく、シーズン中にスチームアイロンを当ててあげると、スチームの熱で消臭効果が期待できますので、ぜひ試してみてください。