アイメイクに使うブラシの種類と上手な使い分けテクニック

メイクに使うブラシはさまざまな種類があり、どれを使っていいかわからないという方も多いと思います。

アイメイクに限ってもブラシの種類は数種類あり、それぞれに適したブラシを使うとテクニックいらずで、ワンランク上の仕上がりにすることができます。

アイメイクブラシの上手な使い分けや、メイクブラシの毎日のお手入れ方法などご紹介します。

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アイメイクに必要なブラシの種類は？上手な使い分けがおすすめ

アイメイク使うブラシにはいろいろな種類があります。

【ブレンディングブラシ】
アイシャドウを広い範囲にぼかすときに使う大きなブラシです。
アイホール全体に乗せる時に最適で、グラデーショをぼかすときにも使います。アイシャドウの色がふんわりと乗るので、ベースの色を乗せるときに使うと良いでしょう。
まぶたの皮膚は薄いので、柔らかい毛質のものを選びましょう。

【シェーダーブラシ】
ブレンディングブラシよりも毛量が多く、平筆タイプ。毛が短めのアイシャドウブラシで、色を乗せる範囲が狭い時に便利なブラシです。アイシャドウの締め色に使うと色がしっかりと乗ります。
平筆は、色をしっかりと発色させることができるので、ブラシを横にしてアイラインを引く時に使うこともできます。

【ペンシルブラシ】
筆の先が尖った、ペンシル型のブラシです。一番濃い色のアイシャドウをまぶたの際に入れる時や、アイライン代わりに入れることもできます。
また、涙袋にアイシャドウの色を乗せる時や、目頭にハイライトを入れる時にも便利なブラシです。

実際にアイシャドウに使う順序としては、大きなブラシから順に使い、一番濃い色のアイシャドウは、一番細いブラシで乗せます。

まぶた全体にブレンディングブラシで淡く色を乗せ、シェーダーブラシをアイホールの下半分くらいに使い、最後に細いペンシルブラシでしっかりと濃い色を入れます。

アイメイクの印象を変える眉メイクに使うブラシの使い分け方法

眉のメイクにもブラシを使ってみましょう。

【スクリューブラシ】
眉毛の毛流れを整えたり、アイブロウをぼかす時にも使います。
やや硬めのブラシなので、ゴシゴシと力を入れるとアイブロウが取れすぎてしまいます。表面のパウダーだけをぼかすような気持ちで使って下さい。

また、まつげに使うこともできます。
マスカラを付ける前にとかしておくと、マスカラがダマになりにくくなります。それでもダマが気になるようであれば、マスカラを付けた後にも、軽くとかしてみましょう。

【アイブロウブラシ】
アイブロウブラシという毛が短く平らに切りそろえられたブラシです。斜めにカットされているタイプも多く、アイブロウペンシルで眉をかいた後に、ぼかし自然な眉に仕上げます。
また、アイブロウパウダーを使う時にも、このアイブロウブラシは便利です。眉の隙間に色を乗せるとふんわりとした自然な眉が完成します。
アイブロウパウダーには、元々付属のブラシが付いている場合もありますが、柄が短いので描くにくく感じる人も多いと思います。
アイブロウパウダーが上手に使いこなせないという方には、この柄の長いブラシを使ってみると、随分と描きやすくなると思います。

アイメイクだけじゃない！ファンデーションブラシの使い分け

メイクブラシはアイメイクだけではありません。
ファンデーションも今はブラシで付ける人も増えてきています。

【リキッドファンデーションブラシ】
以前はリキッドファンデーションを伸ばすのは、スポンジか指というのが一般的でしたが、最近はプロのメイクさんを始め、リキッドファンデーション用のブラシが広がってきました。
平筆タイプで液体であるリキッドファンデーションを伸ばしやすい形状です。

小さいタイプは、コンシーラーを付ける時にも使えます。

ブラシを使ったリキッドファンデーションの塗り方

1. スキンケアで肌を整え下地を塗ります。余分な水分や油分をティッシュで軽くおさえます。
2. リキッドファンデーションを顔の５か所に乗せます。
3. ブラシの先端を使い、顔の中心から外側に向かい、肌に広げます。
4. 目の周りや小鼻の周り、ほうれい線など動きのでやすい部分はファンデーションがよれやすいので、なるべく薄く伸ばします。
5. フェイスラインに境目ができないように自然に伸ばして下さい。
   始めはちょっとコツがいるかもしれませんが、慣れてくると手を汚さず、これ１本でファンデーションが伸ばせます。

メイクが苦手な人こそブラシでワンランク上の仕上がりに

チークはブラシを使うという方が多いでしょう。
メイクブラシは上手に使うとテクニックいらずで、自然にふんわりと色を乗せることができます。

チークに付属のブラシも付いてきますが、やはり毛量から考えると、大きなチークブラシがおすすめです。

チークブラシにチークを取り、手の甲でブラシをくるくると回し、ブラシに色を馴染ませます。頬の一番高い部分にブラシを乗せ、円を描くようにチークを乗せます。
チークを入れても、自然にぼかすのが苦手という場合には、使っているブラシに問題があるのかもしれません。
大きなブラシで一度挑戦してみましょう。

メイクブラシを長く愛用するための使い方

メイクブラシを長く使うためには、日々のお手入れが必要です。
消耗品ではありますが、なるべく長く大切に使いたいですよね。

• 使った後にはティッシュオフ
  ブラシを使った後には、パウダーをつけっぱなしにしておかずに、ティッシュで汚れを拭き取ります。
  そのまま使い続けると汚れが蓄積して、ブラシの劣化につながってしまいます。
• ブラシはなるべく立てて保管
  毛並みが乱れたりしないように、なるべく立てて保管するのがおすすめです。
  また、カビなどの防止にも効果的です。