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オカメインコの呼び鳴きはメスによくある行動のひとつ!対策とは

      2019/04/09

オカメインコの呼び鳴きはメスによくある行動のひとつ!対策とは

メスのオカメインコの問題行動のひとつに「呼び鳴き」があります。
それほど大きい声ではありませんが、甲高い響く声で鳴くので、集合住宅に住んでいる場合は近所迷惑にならないかと心配になります。
呼び鳴きをするのはなぜなのでしょうか。鳴き声をやめさせる方法はあるのでしょうか。周囲への配慮のためにも、出来る限りの対策は行いましょう。

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オカメインコはオスの方がおしゃべり好きだがメスは呼び鳴きをするので注意

多くの小鳥がそうであるようにオカメインコもメスよりもオスの方がよく喋ります。ただ、セキセインコほど人の会話をまねることが上手ではないことが多く、飼い主以外には言葉として聞こえにくいことも多いようです。

自分の名前や短い単語、音まね程度なら覚えられますが、長い会話のような言葉を覚えることはあまりありません。

メスはオスに比べてものまねやおしゃべりをしないことも多く、オスに比べるともの静かといえるでしょう。

ただ「呼び鳴き」と呼ばれる鳴き方があります。飼い主の姿が見えなくなったり、遊びや餌などの要求がある場合にカン高い声で飼い主を呼ぶ行動です。

かなり響く声で鳴くため住宅事情によっては注意が必要です。

オカメインコのメスが呼び鳴きをする原因

メスのオカメインコが呼び鳴きをするのはいくつかの理由が考えられます。

  • 餌や水がない
  • おやつが欲しい
  • 飼い主に遊んで欲しい

特に本来群れでたくさんの仲間と一緒に生活するオカメインコにとって、1羽だけで飼育されている状態はとても寂しく感じるでしょう。

何より一緒に遊んで欲しい、大好きな飼い主にかまって欲しいために呼び鳴きを繰り返します。

餌やおやつの要求で呼び鳴きをするよりも、ほとんどの場合が「かまって欲しい」という気持ちの現れだと思っていいでしょう。

それだけ懐いてくれるのはとても飼い主冥利に尽きるともいえますが、呼び鳴きが度を過ぎるとさすがに困ってしまいます。

オカメインコのメスの呼び鳴きの特徴

オカメインコは飼い主の気配があるのに姿が見えない場合に「姿を見せて!遊んで!」と呼び鳴きをします。飼い主とのスキンシップが足りないと誰もいない状態でも必死に呼び鳴きを繰り返す場合もあります。

オカメインコはオスもメスも呼び鳴きをしますが、オスとメスでは呼び鳴きの特徴に多少の違いがあります。

オスは本来さえずりやおしゃべりが大好きなので呼び鳴きを始めると鳴き続ける場合があります。鳴き声もメスより大きいので、より注意が必要でしょう。

また、発情期にはペアを求めて鳴き続けることもあります。

メスはオスよりも鳴き声のトーンは幾分落ちますが、やはり響く声で鳴きます。オカメインコの性格によっては、飼い主がいない状態でも鳴き続けることも少なくありません。

平均的に言えば、メスの方がオスよりも声は抑えられるけれど、オスよりも呼び鳴きをする頻度が高いということができます。

とはいえ、性別だけでなく、あくまでも個別の性格や声の大きさに起因する面も大きいため実際に暮らしてみなければわからないというのが本当のところです。

特に1羽だけで飼われている場合に、呼び鳴きが多い傾向が見られるようです。

外出時のオカメインコの呼び鳴きを軽減するには

オカメインコの呼び鳴きは、本能的な習性による部分も大きいため完全にしつけで抑えるということはできません。

それでも、実際に軽減したという経験談などを参考にしていくつかの対策が考えられます。

外出する前にできるだけコミュニケーションの時間を作る

姿を見せなくなる前に充分遊びの時間を作って満足させてあげれば、すぐに寂しくなって呼び鳴きを始めるという行動を抑えられることが考えられます。

別のことをしながら「ついで」で構うのではなく、しっかり向き合った遊びの時間を作って上げることも重要でしょう。

お出掛け前の声掛けをする

外出時に「いっってきます」と声掛けを続けることで、その言葉を言われたら「いくら呼んでも飼い主は来ない」ということを覚えてもらいます。掛ける言葉は必ず同じ言葉で、継続することが大切です。

呼び鳴きを口笛に置き換えて覚えさせる

オカメインコは言葉をまねることは上手くありませんが、音をまねるのは比較的上手です。

別の部屋にいる時に呼び鳴きを初めたら口笛で応えてみましょう。ウグイスをまねた口笛で応え続けると、興味を持ってまねてくれるかもしれません。

うまくいけば呼び鳴きの甲高い声がホーホケキョに置き換わるかも。

オカメインコの呼び鳴き対策に特化した商品を試すのも方法のひとつ

オカメインコに限らず大きな声で鳴く鳥は、どうしてもしつけだけでは対策しきれない面があります。

そんな時は、通常のケージだけでなくアクリル製のバードケージを使う方法があります。
透明のアクリル性樹脂でケージを覆ってしまうもので、呼び鳴きなどの騒音を20~30%ほど軽減できます。

騒音だけでなく保温性が高まりますので冬場の寒さ対策にも活躍します。

また、オカメインコを買っていると羽やフンの他、脂粉と呼ばれる細かい粒子も気になるため汚れ対策としても有効です。

呼び鳴きなどの問題行動では、基本的に十分なコミュニケーションと可能な限りのしつけで対処し、それでも収まらなければアクリルケージを使うことをおすすめします。

可能な状況であれば複数で飼育する方が呼び鳴きは軽減されるかもしれませんが、鳴き声自体は2倍になるので難しいところですね。

本来はたくさんの仲間と暮らすはずのオカメインコが生活を共にしてくれる喜びをたっぷりの愛情で返して上げて下さい。

呼び鳴きは飼い主への愛情の証拠でもあります。

うるさいからと邪険にしないで、オカメインコと人間が一緒に楽しく過ごせるよう工夫してあげましょう。

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