階段の上り下りにはどんな効果がある?体に嬉しい健康効果
2018/09/22
階段の上り下りをすれば、体に嬉しい健康効果があります。体についてしまった余分なお肉を落としてくれたり、筋肉をつけて綺麗な体してくれるため、日常生活に上手に取り入れて行きたい運動です。
階段を使った運動をするにはどんなポイントがあるのでしょうか?注意点はある?
そこで今回は、階段を使って運動をすることの効果と、ポイント・注意点についてお伝えします!
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階段の上り下りは脂肪燃焼効果がある
階段を上り下りする運動は、平坦な道を歩くよりも多くのエネルギーを消費し、その運動量はジョギングに匹敵すると言われます。
続けると代謝機能を向上し、脂肪が燃えやすい身体作りに効果が期待できます。
また、階段を使った運動は足を重点的に使いますので、下半身のシェイプアップを目指す人にはうってつけ。
下半身の運動というと、筋肉がついて逆に太くなるのではないかと思われがち。
もしかしたら、過去にダイエットで筋肉をつけたら太ももやふくらはぎが筋肉で太くなってしまったという方もいるかもしれませんよね。
でも、階段ダイエットは必要以上の負荷をかけないので、筋肉がムキムキになることはありません。
足痩せ効果も期待できるダイエットとしておすすめです。
他の運動と組み合わせても良いでしょう。
階段の上り下りで効果的にお腹の贅肉を減らそう!
体重や体型を気にする人の多くが気になるのは、おなかの脂肪。いわゆる「贅肉」。
年齢問わず悩む人が多い部位ですが、年齢とともに落ちにくくなってしまいます。
お腹の脂肪は、皮膚のすぐ下につく「皮下脂肪」と内臓の周囲につく「内臓脂肪」とにわかれます。
皮下脂肪は体型に反映されるので、一目瞭然です。
内臓脂肪は、外見に現れにくく痩せている人でも多く蓄積している場合があります。糖尿病などの原因にもなります。
こんな見た目にも健康にも良くない余分な脂肪。減らすためには有酸素運動を行うのが一番効果的です。
いろいろある有酸素運度の中でも、階段の上り下り運動は手軽にできるのでおすすめです。
地味な運動ではありますが、やってみると意外とキツく、階段の「下り」だけでも散歩をするのと同様の運動量があります。
ゆっくりと上ると自転車通勤並み。
速く上るとランニングやスイミングとどうレベルの運動量になるのです。
高いジムに行かなくても、それだけの運動ができるんですね。
階段の上り下りには骨を強くする効果が!
階段の上り下り運動は下半身を強化して、つまづいて転倒することの防止につながります。
その動きから、ウォーキングやジョギングでは使われない部分の筋肉も使うため、より効率的に下半身を鍛えることができるのです。
つまづくことの防止なんて、高齢者以外は関係ないと思われるかもしれませんが、年齢が若くても下半身の筋力が弱く、足を擦るようにして歩く人は少なくありません。
「自分は大丈夫」と思っている人も、普段はいている靴の底を見てみてください。
かかとの外側だけが磨り減っている人は要注意。
いつもすぐに歩きつかれて座る場所を探していませんか?
そんな人は、若くてもわずかな段差でつまずいて転ぶ危険性が高いのです。
筋力だけでなく、階段の上り下り運動は骨に適度な衝撃を与えてカルシウムの吸収率を上げて骨密度を高める効果も期待できます。
運動による負荷によって、血流を良くして骨の生成を促すため、階段の上り下り運動は骨を強くしてくれるのです。
階段ダイエットのポイントは?
階段を上り下りする速さ
有酸素運動では、ゆっくり酸素を取り込みつつエネルギーを消費します。
つまり、駆け足で上り下りすると息が切れて酸素が取り込めず、無酸素運動になってしまいます。こうなると期待したほどの効果が得られません。
有酸素運動の効果を期待する場合には、できるだけ負荷のかからないスピードで行うことが必要なのです。
運動時間の長さ
通勤や通学途中でエレベーターやエスカレーターを避けて階段を使うのも良い方法なのですが、脂肪は有酸素運動をしてから20分以上経って燃焼されるとされています。
そのため、20分以上継続して行うことが、より効果を得られるのです。
しかし、隙間時間での運動ではまとまった時間は取りにくいもの。
最近の研究では「休憩を挟んだ10分ずつの運動でも同程度の効果がある」とされていますので、少しの時間でも意識的に階段を使うといいでしょう。
階段ダイエットの注意点
階段の上り下りは、上りのほうがキツいというイメージを持たれがちですが、実は下りの方が負荷が大きく、足が疲れやすくなります。
ぼんやりと階段を下りていては、何かの拍子に足を踏み外してしまうこともありますので充分に注意しましょう。
ちなみに、上る際は視線を上に向けますが、下りるときは足元をしっかりと見て下りましょう。
階段ダイエットをする前後は、ストレッチで足の筋肉をほぐしておけば、怪我の防止と脂肪燃焼効果をアップできます。
公共施設の階段で行う場合は、周囲の状況に応じて邪魔にならないよう気配りすることも必要です。
また、アパートやマンションの階段は足音が反響して住民に迷惑をかけてしまうケースも考えられます。
オープンな場所や、人通りの多さなどを考慮して階段ダイエットに挑戦してみましょう。