スノボウェアの洗濯の仕方!自宅で洗う場合は押し洗いがおすすめ
2019/03/14
スノボウェアを自宅で洗う場合、洗濯の仕方が重要なポイントになります。
何も考えずにただ洗濯機に放り込んでしまうと、せっかくのウェアが傷んでしまうことにも。
洗濯の仕方について詳しくご説明しますので、注意点を守って自宅で洗濯してみては?
一番のポイントは、特に汚れている襟や袖口を部分洗いすること。
翌シーズンに向けてウェアを綺麗に洗濯しておきましょう。
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スノボウェアの洗濯の仕方!まずは洗濯表示をチェック
スノボウェアを家で洗濯したいと思ったら、まずはスノボウェアについている洗濯表示をチェックしましょう。
ウェアに洗濯機OKのマークや手洗いマークがあれば、家で洗濯をすることが可能です
ただし、洗濯機や桶に×印が付いたマークは自宅での洗濯が出来ないことを表しています。更に、ウェットクリーニング負荷のマークがあったらクリーニングでも水洗いは出来ないことを示しているので、自宅で水洗いはやめましょう。
洗濯機OKや手洗いのマークが付いていたら自宅で洗濯出来ますが、その他のマークにも注意しましょう。水の温度や絞り方、干し方、塩素系漂白NGのマークなどが書かれている場合は、そのマークに従うようにしてください。
マークを見ただけでは何を指示しているか分からない場合もあると思いますので、分からない場合はマークの意味を調べましょう。なお、洗濯表示のマークは2016年12月から新しいマークに変更されています。
スノボウェアの洗濯の仕方、おすすめは押し洗い
スノボウェアの洗濯表示を見ると、手洗いマークが付いていることも多いと思います。手洗いでなら自宅で洗濯しても良いということを示しているマークなので、自宅で洗う場合は手洗いにしましょう。
スノボウェアを手洗いする場合に用意するものは、おしゃれ着用洗剤とスノボウェアが入るサイズの桶
部分的に汚れが気になる場合は、タオルも用意しましょう。大きめの桶が無い場合は、洗面台に直接水をはって使っても構いません。
最初に桶に水と洗剤を入れて、洗剤液を作ります。水と洗剤の割合は、使用するおしゃれ着用洗剤のパッケージを確認して下さい。
部分的な汚れが気になる場合は、下処理をします
タオルに作った洗剤液を付けて、部分汚れを叩いておきましょう。使用する洗剤によっては原液を浸透させた方が効果がある場合もありますので、洗剤の表示を確認して下さい。
漂白剤を使った方が汚れを落とせる場合もありますが、使う場合は洗濯表示に使用不可のマークがないか確認してから使いましょう。
下処理が終わったら、スノボウェアを洗濯液に入れて押し洗いをします。スノボウェアは適当に入れるのではなく、軽くたたんで入れた方が押し洗いがしやすいです。汚れの程度にもよりますが、手のひらでスノボウェアをぎゅっと押さえつけるように20~30回押します。
洗剤の泡が出なくなるまで水を替えながらすすぎます。
脱水については、「洗濯機を使ったスノボウェアの洗濯の仕方」の後半でご紹介します。
洗濯機を使ったスノボウェアの洗濯の仕方
洗濯機で洗う場合も使う洗剤はおしゃれ着用洗剤を使いましょう。洗剤の量はパッケージの表示を確認してください。部分汚れが気になる場合は、手洗いの方法と同様に洗濯液を作って下処理を行いましょう。
洗濯機にスノボウェアを入れるときは、軽くたたんで洗濯ネットに入れます
洗濯機のコースは、メーカーによってコース名が違いますが、ドライ、おしゃれ着、手洗いなどのコースを選びます。選択したコースで洗濯~すすぎまで行います。
脱水は、洗濯機で行わず、バスタオルでスノボウェアを挟み、水分を取ります。タオルドライの前にスノボウェアを絞りたくなると思いますが、洗濯表示を見ると絞るのは禁止になっていることもありますので、そういう場合も手で絞りたい気持ちを抑えて、タオルドライをしてください。
タオルドライでは、洗濯機で脱水した場合よりも水分を含んだままです
気付いたら水滴が滴ってくることもあるので、陰干しが出来る屋外や浴室など、濡れても構わない所に干すと良いでしょう。
洗濯機を使わない方が良い理由は、スノボウェアの撥水や防水の加工が、脱水で洗濯機自体が故障してしまう可能性があるためです。どうしても洗濯機の脱水を使いたい場合は、1分までで軽めに脱水します。しっかり脱水すると、洗濯機の故障の原因になってしまう可能性があるだけでなく、スノボウェアがしわになってしまう場合もあります。
スノボウェアは洗濯機よりも手洗い、1シーズンに1回で十分
スノボウェアは安くはないし、普通の洋服やアウターのような頻度で着ない事の方が多いし、出来るだけ大切にして長く着たいですよね。
そのためには、ケアを大切にしましょう。ケアを大切にというと、こまめに洗濯した方が良いのか?と思うかもしれませんが、洗濯は1シーズンに1回程度で充分です。毎週末朝から晩まで遊び倒すくらいハイペースに使用していたり、明らかに汚してしまったわけでなければ、そこまで頻繁に洗濯しなくても大丈夫です。
ウェアの中には洋服を着ていますので、内側からは極端に汚れることはないでしょう。転んだりしても雪の上なので、外側も目に見えて汚れることは少ないと思います。
もしも手元や裾、お尻の部分など部分的に汚れた場合は、その汚れだけサッと落とすようにします。
こまめに洗濯した方が良い等色々な考え方がありますが、洗濯回数が多くなればなるほど生地を傷めて撥水や防水の効果が薄くなっていきます。
ただし、見た目に汚れていないし臭いもしないからといって、1シーズン全く洗濯しないのはやめましょう。目に見えなくても汚れが付着している状態で長期間保管すると傷みや臭いの原因になります。最低でもシーズン終わりには洗濯やクリーニングをしましょう。
また、自宅で洗濯するなら、洗濯機で洗えるウェアでも手洗いするのがお勧めです。洗濯機よりも手洗いの方がウェアを傷めにくいので、自宅で洗濯するなら手洗いがお勧めです。
スノボウェアの撥水効果が心配だけど…
スノボウェアは撥水効果や防水加工がされています。自宅で洗濯するときに心配なのが、洗濯によって撥水効果や防水加工が落ちてしまわないかということでしょう。
正直、撥水効果や防水加工を全く落とさずに洗濯するのは難しいです。洗濯回数や洗濯の仕方によってはそれほど撥水効果が劣化したように感じることはないと思いますが、洗濯を繰り返したり、経年劣化で撥水効果が落ちてしまうことはあります。
撥水効果が感じられなくなったら、洗濯後に乾かしてから撥水スプレーを掛けるのがお勧めです。家に靴などに使用する防水スプレーがある人も多いと思いますが、防水スプレーは通気性が悪くなることがあるので、スノボウェアに使うなら撥水スプレーにしましょう。
また、もっとしっかり撥水効果が欲しいという人は、撥水や防水の加工をしている服の効果が落ちるのを防ぐ洗剤も販売されています。仕上げに撥水加工の出来る洗剤もあるので、そういう洗剤を使うのもお勧めです。