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卓球のラケットの選び方!初心者に適したラケットのタイプ

      2019/03/13

卓球のラケットの選び方!初心者に適したラケットのタイプ

卓球を始めるとなると、ラケットの種類の多さに驚く方も多いと思います。特に初心者はどのようなタイプを選べばいいのか、悩む方も多いではないでしょうか。
そこで、卓球のラケットの種類と、初心者に適したラケットの選び方などをご紹介します。

ラケットは初心者向け・中級者向け・上級者向けなど、プレーのレベルに合わせて特徴も変わってきます。
始めは初心者に適したタイプのラケットから始めるのがおすすめです。

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2種類ある卓球のラケットの選び方

卓球のラケットにはシェイクハンドとペンホルダーという2種類のラケットがあります。ラケットの持つ部分をグリットと言い、シェイクハンドとペンホルダーではこのグリットの持ち方が違います。
卓球をやっている人はシェイクハンドを持つ人の方が多く、初心者なら8割くらいの人がシェイクハンドを選びます。卓球のラケットは両面を使って打ちますが、シェイクハンドはフォアとバックの切り替えしがしやすいので、初心者でも扱いやすいラケットになります。
シェイクハンドの方が打ちやすいからと言って初心者向けというわけではありません。プロの卓球選手の場合も、世界的に見るとペンホルダーよりシェイクハンドを使っている選手の方が多くなります。

一方のペンホルダーは、ペンを持つようにしてグリップを握ります。アジア圏では人気があるタイプで、日本の場合はペンホルダーの方が多く利用されています。
ペンホルダーも両面のタイプもありますが、日本で使われているほとんどは片面だけを使うタイプのものです。片面だけで打つのでシェイクハンドよりも扱いが難しく、左右の球を打ち返すときはシェイクハンドより遅れてしまいますが、真ん中に飛んできた球にはシェイクハンドよりも素早く打ち返すことができます。

初心者に人気のラケット、シェイクハンドの選び方

シェイクハンドとは「握手する」という意味で、グリップを握手するときのように握ります。ラケットの両面にラバーが貼られていて、フォアとバックを素早く切り替えすことができます。

ラケットのグリップの種類

シェイクハンドのグリップにはフレア、ストレート、アナトミック、コニックという種類があります。

フレア

握る部分が細くなり、下に向かって広がっている形をしています。手のひらへのフィット感があるのでずれにくくなります。女性や子供など手が小さい人でも握りやすいグリップです。

ストレート

グリップの幅が同じで直線的な形をしています。フレアよりもフィット感は少ないけれど、握りを変えやすいので調整しやすいです。手が大きい人の方が握りやすくなります。

アナトミック

グリップが波状になっていて中央部分が膨らんだ形をしています。手のひらに馴染み安定感があります。あまり主流ではないため、メーカーによってはアナトミックがないものもあります。

コニック

ストレートとフレアをあわせたような形をしていて、下方向に向かって直線的に広がっています。握り方を変えやすく安定性もあるので、初心者にも人気があります。

初心者の場合は、まずはフレアを使ってみてください。卓球に慣れてきてから他のタイプのものを考えてみると良いでしょう。

卓球ラケットの選び方、弾みすぎるラケットはNG

球がよく弾むと良いラケットのように思われるかもしれませんが、弾みすぎるラケットは選ばないようにしてください。

弾みすぎるラケットは球の調整が難しい

初心者のうちはうまく台の中に打ち返すことができません。
卓球は全身を使って台の中に球を打ちますので、その技術を身につけるためにも弾みすぎるラケットはふさわしくありません。球が飛びすぎて台におさめるのが難しくなり、手打ちになってしまいます。体を使った打ち方を覚えるためにも、弾みすぎるラケットは避けておきましょう。

弾みすぎるラケットには硬いものが多い

柔らかいラケットを選ぶようにしてください。ラケットが柔らかいと球をラケットがつかんでくれるため、回転をかけやすくなります。弾みすぎるラケットだと初心者のうちは回転をかけることが難しく、また、変な癖がついてしまうことがあります。
初心者のうちは柔らかいラケットを使い、まずは正しい打ち方を習得するようにしましょう。

卓球ラケットは重すぎないものを

卓球のラケットは軽さも重要です。ラケットが重たいとしっかり振ることができなくなってしまいます。重たいラケットを無理して使っていると手首を痛めてしまう可能性があります。また、重さに慣れることができずにうまくラケットを使いこなすことができなくなり、まずは正しい打ち方を習得したり技術を磨きたくても、それ自体が難しくなり練習の妨げになりかねません。

ラケットの重さは85g前後がおすすめです

重たくても90gは超えないようにしておきましょう。女子や体が小さめの人の場合は軽めでも良いですが、軽すぎてもあまり良くないので、85gを目安に選ぶと良いでしょう。

卓球のラケットを購入するときはラケットの重さも計り、実際に握って振ってみて、重さを確かめることも重要です。店員さんにも相談するようにしてみてください。

卓球ラケットの板の構成について

卓球は木材から作られていますが、ラケットを選ぶときはその板の構成を知っておくと良いでしょう。

ラケットの板には合板、特殊素材入り合板、単板の3種類があります

合板は板を何枚か貼り合わせて作られているラケットで、板は3枚、5枚、7枚のパターンがあります。また、板の枚数だけではなく、使われる板の種類よってもラケットの性能が違ってきます。
3枚より5枚、5枚より7枚と、枚数が多くなるほど反発力が高くなります。ただし、枚数が多くなるとラケットの重さも重くなってしまいます。

特殊素材入り合板は、合板のラケットをより性能が高くなるよう作られたもので、板と板の間にカーボンやZLファイバーといった特殊素材が組み込まれています。
使われている特殊素材により、反発力が高くなるなどの性能も違ってきます。

単板は1枚の板から作られているラケットです

板の厚みに違いがあり、厚みがある方が反発力が高くなります。打球感が柔らかく、ペンホルダーによく使われています。

卓球のラケットを選ぶときは、その構造などによっても違いがありますので、仕組みなどをしっかりとおさえておくと選びやすくなります。
初心者のうちは打ち方などを覚える方が大切なので、練習がしやすい扱いやすいラケットを選ぶようにしましょう。

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