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勉強にBGMはおすすめ?その効果と曲の選び方を教えます

      2018/10/04

勉強にBGMはおすすめ?その効果と曲の選び方を教えます

音楽を聴きながら勉強すると、集中力がアップするとか勉強がはかどるとか言われていますよね。

では、勉強中に聴くならどんなBGMを選べばよいのでしょうか?そしてその効果はどのくらいなのでしょうか?

勉強におすすめのBGMとその効果、そして音楽を聴きながら勉強する場合の注意点について説明します。

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試験勉強にはどんなBGMがおすすめ?

BGMを聴きながら勉強するほうが勉強が捗ると聞いて、何か良い音楽やBGMを探しているあなた。しかし親からは、音楽を聴きながら勉強するなんてもってのほかなどと、言われてはいませんか。そんな事で集中して勉強できるのだろうかと、親に心配されている人もいるかも知れません。

実際、試験勉強をするにあたり、BGMや音楽を聴いてもよい勉強と、BGMや音楽を聴かずに無音の状態で集中しなければならない勉強があります。

BGMや音楽を聴きながらしてもよい勉強とは、ノートのまとめやレポートなどの作成です。
しかし、いくら聞いても良いからと言って、新しい曲や好きな曲だけを選んで流すのはよくはありません。音楽を聴くと言うことは、少なからず脳の神経を使っています。特に気に入った曲や、新しい曲をかけると脳の神経が音楽に集中し兼ねません。音楽が気になってしまうようでは、音楽が勉強の効率を上げてくれるとは言いがたいでしょう。

そのような時は、テンポがよく、気持ちがアップするような曲を選曲しましょう。勉強の時に聴く曲をセレクトしておくと、音楽と勉強を結びつける動悸にもなります。

しかし、暗記や考えることが必要な勉強をするときには、音楽を掛けてはいけません。基本は無音で勉強するべきです。

暗記をする場合に音楽を流すと、音楽が人間の脳に入ってきた段階で、歌詞を理解しようとしてしまいます。その為、覚えるという行為が、歌詞を理解したりする機能と同じ脳内で行われている為、勉強が疎かになってしまいます。どうしても音楽を流さなくては勉強する気が起きないという人は、自然の音のBGMがおすすめです。鳥の声、川のせせらぎや風の音のようなものが良いでしょう。

勉強する教科によってはBGMがおすすめではない場合も

勉強をする教科によっても、BGMを流して勉強するのがおすすめな教科と、そうでない教科があるのをご存知ですか。

BGMなどの音楽をかけながら勉強しても良い教科とは、基本的に理系の教科です。
数学などの問題を解く際は、音楽を聴きながら行っても構いません。物理や化学も同様です。

しかし、公式や数式などを覚える暗記が必要な勉強をする際には、BGMは流さないほうが無難でしょう。BGMは流さず、シッカリと集中して暗記に取り組むべきです。
逆に、多くの問題を解かなければならないような勉強時に、BGMを流すことで、とても嫌な勉強も効率よくスムーズに楽しく解くことが出来るはずです。

文系に必要な教科には、暗記や読解が多いため、BGMを流すと集中力が削がれてしまいます。文系の教科は常に、言語で考えるということが必要になります。

英語なども、読解しながら日本語に置き換えて理解していかなければなりません。その為、歌詞があるような曲をBGMにした場合は特に、頭の中を整理し理解することが難しくなり、思考能力が奪われてしまいがちです。ですから、集中が必要になる教科を勉強する際には、BGMをかけずに勉強する方が賢明と言えるでしょう。

勉強に集中できない時におすすめのBGMは?

勉強へのやる気スイッチがどうしても入らないというあなた。誰でもそんな時はあるはずです。

そんなあなたにお勧めのBGMがあります。それはクラシック音楽です。

クラシック音楽を聴いて気分が良い状態になると、脳がドーパミンという神経伝達物質を分泌します。脳からドーパミンが出ると、快感な気持ちになるだけでなく、気持ちが切り替わって盛り上がります。特に高音の多いような音楽は、気持ちを奮い立たせて、勉強のやる気をアップしてくれます。
とりわけクラッシック音楽は、脳のドーパミンを活発に分泌してくれますドーパミンの分泌と同時に、心に安定感をもたらすセロトニンや、学習記憶に関わるアセチルコリンも、分泌されます。

しかしながら、やる気のスイッチは男女で入り方が違うと言われています。それは男女の脳の仕組みの違いからきています。ホルモンの影響も関係していると言われています。

男性が聴くクラシック音楽のBGM

交響曲がおすすめです。
男性は、勉強をより気持ちよく楽しいものにし、それによって満足を求めている可能性があります。ですから、満足した気持ち作り出すためにも、勉強前にドーパミンをシッカリと分泌して、脳を活性化する必要があります。男性は、幅広い旋律に対応できるような耳と脳を持っています。よって、多くの楽器が使われ幅広い旋律を持つ交響曲が良いでしょう。

女性が聴くクラシック音楽のBGM

ピアノやバイオリンのソナタがおすすめです。

女性が勉強するにあたり必要なのは、安定感のある自信です。よって、それらをもたらしていくれるような情緒豊かな楽曲をセレクトすると良いでしょう。幸せな気持ちになることで、やる気が出てきて、気持ちを音楽に乗せていくことが出来るのです。女性は、脳の構造上、シンプルな旋律の曲のほうが聴き取りやすいといわれています。その為、ピアノなどのソナタがおすすめになります。

勉強中はBGMとしてジャズもおすすめ?

勉強中に聴くBGMはクラシックも勿論良いのですが、ジャズもおすすめです。
クラシック同様、ジャズにも同じような効果をもたらす力があると言われています。ジャズはクラシック音楽が進化したものと言われているので、同様の効果があるのかも知れませんね。

人によって、感じる周波数は違うと思いますが、ジャズを聴いている人はシータ波という脳波が出ていると言われています。ヨガの達人などは瞑想に入ると脳にシータ波が多く含まれるそうです。ひらめきや洞察力が活性化し、記憶と学習に適している脳波が出ている状態になります。記憶力を高めるシータ波を出すために、クラシック音楽やジャズを聴くのは、かなり有効な手段です。

よって、ジャズを聴くのも、勉強にはお勧めのBGMと言えるでしょう。

音楽を聴きながら勉強する場合の注意点とは?

音楽やBGMを聴きながら勉強することは、効率を上げる上でお勧めですが、どんな曲をBGMにしても良いのかといえばそうではありません。音楽を聴きながら勉強する場合には、セレクトするBGMに注意しなければならないのです。

にぎやかでリズミカルなBGM

気持ちを集中させて勉強することが難しくなります。また、曲によっては歌詞のあるものもあります。歌詞のある曲をBGMに勉強すると、その歌詞を脳が理解しようとしてしまうため、勉強に集中できず、ミスに繋がります。また好きすぎる曲も同様です。つい聴き入ってしまっては、勉強に集中できず、はかどらないことは目に見えています。

勉強に集中するためには、リラックスできるような曲であり、好きすぎる曲ではないもの、適度に好む曲を選ぶべきでしょう。

音楽を聴きながら勉強するべきではない、音楽を聴いて本当に勉強に集中できるのか、という意見もあると思います。勿論、集中して勉強するには無音が一番です。しかし、音楽を聴かなければやる気スイッチが入らないという人にとって、BGMや音楽は勉強する為の動機付けを与えてくれる一種の手段なのです。

BGMを聴きながら勉強しても、いまいちやる気が出ない場合

身に入らないという人は、BGMや音楽の種類を見直してみてはいかがでしょうか。どのようなBGMをセレクトするかによって、勉強の能率も変わってきます。あなたにぴったりのBGMが見つかれば、勉強は、きっと効率アップにするに違いありません。

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