あの名前がカタカナのやつの意味を知りたい
2019/04/09
日本はさまざまな文化が多く取り入れられている国ですので、使う言語は日本語だとしても、物の名前は英語などの他の国の言葉のものが使われています。
それらのものは主にカタカナで表記されますが、正直意味がわからないものも数多くあるのではないでしょうか。
ちょっとした時に「この意味はなんだろう?」と思って調べることが出来れば良いのですが、会議や商談など、相手の話の腰を折るようなことは出来れば避けたいですよね。
そのような中々人には聞けない名前がカタカナの用語などについてご紹介します。
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名前がカタカナのビジネス用語の意味についてご紹介します
職場の中で飛び交う会話の中に、カタカナのビジネス用語はたくさんあります。
特に、IT系の職場であれば、ほとんどがカタカナのビジネス用語で会話が成り立ってしまうこともあります。
”エスカレーション”とは
例えば、よく使われるビジネス用語に”エスカレーション”という言葉があります。
新入社員で聞き慣れないと、意味がよくわからなくて戸惑ってしまいそうですね。
この言葉は「トラブルが起きたのでエスカレーションします」というように使われ、クレームや障害対応に対して上に報告や相談をするという意味で使われる言葉です。
ビジネスシーンにおいては、自分1人で勝手に決めるのではなく、何か迷ったり、わからないことがあれば、上司に相談したり、報告するというのがマナーです。
”インバウンド”とは
インバウンドは、直訳すると「外から中に入る」という意味です。
よく外国人が観光で日本を訪れる時に使われることもあります。
反対に、日本から海外へ旅行に行くことを”アウトバウンド”と言います。
ビジネス用語としての”インバウンド”には、観光業界で使われる意味の他に「情報の出入り」という意味で様々な業種で使われることがあります。
マーケティングなどでは、コンテンツを今よりもっと拡大・充実させ、販売の促進を図るという意味で使われることがあります。
IT業界では、データの受信という意味で”インバウンドデータ”や”インバウンドファイル”などと使われます。
名前がカタカナの病院で使われる言葉の意味についてご紹介します
カタカナ用語が多い場には、病院もあります。
患者として病院を受診した時に、カタカナ語が出てきて聞き返したりすることもあります。
最近は、昔と制度が変わったことも多くあるので、カタカナの言葉が増えるのは仕方のないことかもしれませんが、いざという時のために、意味を理解しておきたいですよね。
ジェネリック
薬をもらう時、薬局で記入するアンケートや質問に、「ジェネリック医薬品で問題ありませんか?」などと聞かれることがあります。
ジェネリックとは、”一般的な”という意味があり、通常の医薬品より広く普及して安全性が確立されているため、価格を抑えることができます。
新薬もジェネリック医薬品も、国が安全性や効能が同じであるということを認めて初めて患者に使うことが出来る薬です。
ジェネリック医薬品だからと言って効果が弱いなどということはありません。
インフォームドコンセント
長いカタカナ用語ですが、医療の場ではよく用いられる言葉です。
医者が患者に対し、手術や処置の説明を行うことを言います。
医者が丁寧に患者に説明し同意を得て、さらに患者に自ら決定してもらうという医者と患者が相互に情報を共有して理解をし合うプロセスのことです。
インフォームドコンセントは、医療従事者に法的に義務付けられてる重要な過程です。
ファッションの名前もカタカナがいっぱいです。意味も学びましょう
ファッション業界で飛び交う用語もカタカナ語が多いですよね。
海外から入ってきた文化も多いということが関係しています。
Tシャツとカットソーは別物か
ファッションでよく使われる言葉に”カットソー”という言葉があります。
カットソーなら自分でも知ってるという人もいるでしょう。
カットソーとは、「カット(裁断)」と「ソーイング(縫い付け)」が一緒になった言葉です。
布を裁断して縫い合わせた服のことをカットソーと言いますので、カットソーにはTシャツも含まれます。
布を縫うのではなく、糸を編み込んで作られた服はニットと言います。
スヌードとは
首周りのオシャレを楽しむアイテムとしてストールやマフラーが知っていても、”スヌード”は聞き慣れないという人もいるのではないでしょうか。
スヌードとは、輪のようにぐるっと丸く編まれていて、首に被せて使うファッションアイテムです。
ストールやマフラーのように巻く必要がなく、風をあまり通さないので防寒用として使われることもあります。
日本のカタカナは英語だけじゃないんです
意外に多いポルトガル語が語源のカタカナの言葉
日本に海外の文化が始めてやってきたのは種子島に来たポルトガル人という事は、歴史でも学ぶので、知っている人が多いのではないでしょうか。
時は1543年。そこから約500年も経って現在に至ります。
海外の文化が日本にやってきたのはポルトガル人がきっかけということもあり、今でも日本で使われているカタカナ語の多くは英語ではなく実はポルトガル語ということは結構あります。
例えば、公園の遊具の中でも人気がある「ブランコ」。
実は英語ではなくポルトガル語から来ていることが定説となっているのです。
サバの押し寿司の「バッテラ」も、ポルトガル語の小舟という意味の「バッテイラ」という言葉が語源になっています。
日本の言葉としか思えない「金平糖(こんぺいとう)」も、実はポルトガル語の「コンフェイト」という甘いお菓子が語源です。
普通に使っている言葉の中に、ポルトガル語が語源になっている言葉はこの他にもたくさんあります。
調べてみると、歴史の背景も見えてきて面白そうですね。
言葉をカタカナにすることで、こんな利点もあります
カタカナの言葉は外国人にとってもわかりやすい言葉
外国人が日本語をマスターしようとすると、覚えることがありすぎてとても難しいと言われていますよね。
日本語は、一つの言葉でもイントネーションなどのちょっとした違いで、意味合いが複数ある言葉も多くあります。
純粋な日本語だけではなく、カタカナの言葉もあるので、日本人でも覚えるのが大変ということは外国人からすると非常に難しい言葉と言えます。
日常には、日本語をあえてカタカナの言葉に変えて使う場面もありますが、これはカタカナの言葉を使う利点が多くあるからです。
例えば、お店の安売りしている時期に、”特売”という言葉より”セール”という言葉が多く見られるのは、カタカナの言葉の方がスマートに見えることもことや、海外から来た人にもわかりやすいというメリットがあるからです。
外来語は、私達には歴史もあり、生まれた時から外来語で覚えている言葉もたくさんあります。
カタカナの言葉の方が馴染みがあったり、わかりやすいというメリットがあるのです。