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ストーブの灯油をこぼした時の対処法・臭いの除去方法を解説

      2019/03/22

ストーブの灯油をこぼした時の対処法・臭いの除去方法を解説

ストーブの灯油をこぼしたとき、どうすれば綺麗に掃除することができるのか、掃除の方法が気になるものです。

灯油は臭いもキツイですし、何よりも引火の危険や体への影響も気になってしまいます。
ここでは、ストーブの灯油をこぼした時の掃除方法や臭いの除去方法についてお伝えします。こぼしたときの対策を知って、綺麗にお掃除をしましょう。

また、こぼした灯油をそのままにしておくことにはデメリットがあります。どんなデメリットがあるのかをチェックして、灯油をこぼさないように気をつけましょう。

灯油を入れる時にこぼさないようにする方法についても併せてご紹介しますので、灯油を入れる時の参考にしてくださいね。

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ストーブの灯油をこぼしたときの掃除方法

ストーブに灯油を入れる際に、うっかりこぼしてしまった経験があるという方は少なくないと思います。どんなに注意していても、最後の最後にこぼしてしまうことも。ストーブの灯油をこぼしてしまった時は、そのまま放置することは禁物ですので、なるべく早めに綺麗に掃除をする必要があります。

こぼれてしまった灯油の掃除方法としては、以下のような手順が基本となります。

  1. 大まかな灯油は新聞紙で吸い取る
  2. 粉タイプの洗濯洗剤を振りかけ吸い取る
  3. 食器用洗剤で汚れを取る

まずは新聞紙や布などで、こぼした灯油を素早く吸い取ります。灯油を吸い込んだ布などは使い捨てにすると考えたほうが良いので、使い古しのタオルで十分です。こぼした際にすぐに使えるように、ストーブタンクに灯油を入れる際には、手元に置いておくと良いでしょう。

ある程度こぼした灯油を吸い取ったら、次に粉洗剤を振りかけ、掃除機で吸い取ります。粉洗剤の代わりに、小麦粉や重曹を使うことも可能です。

灯油の付いた粉を綺麗に吸い取れたら、食器用の中性洗剤を垂らしてスポンジなどで擦ってから、濡れ雑巾で水拭きしてください。

ストーブの灯油をこぼした後のニオイ対策

上記の方法で掃除をしたとしても、どうしても灯油をこぼした場所にニオイが残ってしまうことがあります。嫌なニオイに対して市販の消臭アロマスプレーなどを使用してしまうと、ニオイ同士が混ざり合って余計に不快なニオイが発生してしまう原因にもなりますので、注意が必要です。

灯油の臭いの消臭方法

フローリングやコンクリートの床などに灯油をこぼした場合は、まずは灯油を新聞紙などで吸い取ってから、炭やお茶っ葉の出がらしなどを撒いて時間をおくことで、消臭効果が期待できます。

衣類(布)

着ていた衣類などにストーブ用の灯油をこぼしてしまった場合も、焦らずまずは灯油を新聞紙などで吸い取り、そのまま陰干しをしてみてください。もしも灯油が乾いてからも臭いが気になる場合は、少量のサラダ油を気になる箇所につけて指で揉み込んでから、普通どおりに洗濯機で洗うことで、ほぼニオイは気にならなくなるでしょう。
その際は、必ず単品で洗ってくださいね。

ストーブの灯油をこぼした時の放置はNG

ストーブの灯油をこぼしたまま放置した場合、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

  • 嫌なニオイが残る
  • 足元が滑る
  • 床が変色する
  • 皮膚炎の恐れがある
  • 引火する

こぼした灯油を放置することで、灯油独特のあのツーンと鼻の奥に刺さる嫌なニオイが続くことで、頭痛や吐き気などの体調不良を引き起こす可能性があります。

灯油を床にこぼした場合は、足元が滑りやすくなって大変危険です。また、床材によっては変色する恐れもあります。

指などに灯油がついたまま、すぐに洗わずに放置してしまうと、皮膚炎の原因になることもあるようです。

また、灯油をこぼした場所の近くに火の気があると、何かのきっかけで引火してしまう可能性もありますので、より注意が必要です。

これらのデメリットを考えると、やはり灯油をこぼしてしまった場合には、まずはすぐに対処することが重要であるということが言えるでしょう。

ストーブに灯油を入れる時にこぼさないようにするには

ストーブに灯油を入れる際にこぼさないようにするためには、とくに以下の点に注意してください。

灯油ポンプを使う

灯油タンクに灯油を入れる際には、手動の灯油ポンプを使う方が多いと思います。空っぽの状態から灯油を注ぐ場合は、どうしても勢いよく入れたくなってしまいますが、つい油断すると灯油を溢れさせてしまう原因にもなりますのでご注意ください。
これを防ぐためには、ある程度灯油が注がれたら、タンク内の様子を見ながら、なるべくゆっくりと注ぐように徹底することです。

灯油タンクをしっかりと安定した場所に置く

不安定な場所に置いて給油すると、タンクが倒れてしまう恐れがありますので、必ず安定した場所であることを確認してから作業を始めてください。

タンクのキャップの緩みに注意

キャップがしっかりと閉まっていないと、ストーブまで運ぶ際に灯油が垂れてしまう可能性がありますので、毎回しっかりとキャップが閉まっていることを確認しましょう。

ストーブの灯油をこぼしたときの引火の危険性について

灯油をこぼした時は、引火してしまうのではないかと心配になる方もいるかもしれませんが、ストーブを使う寒い時期には、まずその心配はありません。

確かに灯油は危険物として扱う必要があるものですが、40℃を超えない限りは引火することはないので、冬場であればよほど高温になるような特殊な環境でない限りは、危険性はないと言えます。ただしこれが夏場の場合は、場所によっては注意が必要になります。

灯油は40℃以下では液体の状態ですが、40℃を超えると気体に変化します

この蒸気の状態で漂っている付近に火気を近付けると、引火する危険が高くなってしまうのです。
たとえば、ポリタンクをベランダなどの日光が直接当たりやすい場所に置いているご家庭では、夏場にポリタンクの中が40℃を超えてしまい、液体から気体になることも。この状態で、近くで火の気があると、引火してしまう可能性が高くなるのです。

通常では引火する心配がないとは言え、やはりストーブの灯油をこぼした際は、なるべく早めに対処しましょう。

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