夜の洗濯物を外に干すことのメリット・デメリットと心配点
2019/03/26
皆さんは一日の中でどの時間帯に洗濯をしていますか?
朝の時間帯に洗濯をするという人が半数以上いるようです。ですが朝は忙しくて洗濯が出来ない、洗濯が出来ても干す時間がないという人もいると思います。
そうなると夜に洗濯をして、そのまま外に干したいと思うこともあるでしょう。
まずは夜に洗濯物を外に干すことのメリットとデメリットについて紹介します。
お風呂の残り湯が使える、排気ガスで汚れにくいなどといったメリットがあります。
ですが夜露で乾かなかったり、虫がつくなどのデメリットもあります。また夜に外で洗濯物を干さないほうが良い理由もご覧ください。
室内で洗濯物を干す時のポイントも紹介します。
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洗濯物を洗うのは一般的にどの時間帯が多いのか
お仕事で忙しい方は洗濯物が溜まっていても手がつけられず、なるべくなら日中にした方が良いことがわかっていても、夜になってから済ませることもあると思います。
一般的には、洗濯物はいつ洗うのでしょうか。
「洗濯物」は午前中に済ませる人が多い
朝に洗濯物を片付ける家庭が多いようです。兼業の方でも仕事にいく前の時間帯に洗濯物を洗って干し、夜には畳んで片付けるようです。
朝に行う人が多いのには洗濯機を動かす時の騒音が関係しています。一軒家であれば周囲の家まで洗濯機の音が響く事がありませんので、朝にこだわらず夜になっても問題ないのでしょう。
ですがマンションなど隣室がある場合、洗濯機の振動音などは気になるものです。特に夜は静かに過ごす家庭も多いですから、近所づきあいやトラブルになることも想定して、洗濯は夜せずに朝するというケースも多いのです。
また朝に洗濯をすると日光に当てて洗濯物を乾かす事もできます。太陽の光に当てて乾かすほうが乾きも良いので、その日のうちに片付ける事が出来るのです。
洗濯物を夜外に干すことのメリット
一見洗濯物を夜、外に干すことはデメリットのように感じます。でも実は夜外に洗濯物を干すことにも、メリットはちゃんとあります。
夜は交通量が少ないので、排気ガスの量が少ない
日光に当てて乾かす事はできませんが、夜は交通量が少なく洗濯物が排気ガスに触れません。大きな通りに面している家庭では、夜のほうが洗濯物を干す環境が適しているケースもあります。
夜は洗濯物が日焼けしない
昼に洗濯物を干すと日光はありますが、その分日焼けもします。夜に洗濯物を干すメリットは、その日焼けから洗濯物を守る事が出来るという事です。
夜は水の節約になる
夜に洗濯をすると、お風呂のお湯が使えるのでエコになります。少しでも家計の事を考えるのなら、この節約は嬉しいのでは?
夜に洗濯物を外に干すとこんなデメリット
夜に洗濯物を外に干すと、メリットもありますが、デメリットも存在します。
夜に干すデメリット
(季節によっては)洗濯物が乾きにくい
冬は簡単に想像できると思いますが、真夏の湿気が多く気温も低くない時期は外に干しても乾きにくいです。
夜露が降りる
気温によっては夜露がおりてしまい洗濯物を乾かすつもりが、逆に湿っぽくなってしまいます。そうすると洗濯物が中々乾かないので、嫌なにおいが残るなどの問題が出てきます。
近所の方からの視線が気になる
「夜に洗濯物をするなんて」と冷たい目で見られることもシバシバ。理解がある方もいると思いますが、そうでもない場合はご近所づきあいが難しくなります。
夜洗濯をすると、騒音になり近所迷惑になる
マンションやアパートだと、どうしても洗濯機を回す音は騒音になってしまいます。「夜に洗濯をしないで」なんて苦情も来るかもしれません。
夜に洗濯物を外に干すのは避けた方が良い理由
夜に洗濯物を外に干している方はなるべくなら夜にはしない方が良いと思います。
夜の洗濯をお勧めしない理由
雨が降った時は二度手間になる
雨が降らなかったら問題はないのでしょうが、降った時は洗濯物が湿ったままなので、二度手間になります。上手く乾燥してくれれば、そういった手間も要らないと思いますが、そのまま眠ってしまい雨に気づかない時もあります。
昼に洗濯ができないという事がわかり、防犯にならない
夜に洗濯物をしなくてはいけないという事は、昼には誰もいないことがわかってしまいます。防犯上あまり良くないですよね。空き巣に入られる心配も出てくるので、あまり夜に洗濯物はしない方が良いと思います。
虫が付きやすい
この時間帯に洗濯をすると、洗濯物を取り込む時に虫がつきやすくなります。気づかない内に家の中に虫を入れてしまうことになります。家の中で卵を産むなどの被害が出るかもしれません。
洗濯物が臭わない部屋干しの方法
夜、外に洗濯物を干さない方が良い。そうすると、洗濯物を上手に乾かす方法を知りたくありませんか?
外に洗濯物を干さない方が良いのであれば、室内に干せば良いと思います。その際は次の点に気をつけましょう。
洗濯物を部屋に干す時は洗濯槽をこまめに洗っておくこと
嫌な臭いの元となるものですが、洗濯槽にこびりついていることがあります。それが元で洗濯物に嫌な臭いがつくことがあるので、洗濯槽の汚れを月に1回のペースで取り除いていきましょう。そうすることで、室内で洗濯物を乾かしても、嫌な臭いがしなくなります。
洗濯物に扇風機を使用する
少し風がある方が、洗濯物は乾きやすくなります。その風を作るのに、扇風機を利用しましょう。扇風機からの風で、洗濯物がより早く乾いていきます。
ただ案外邪魔になるのが、難点だと思います。
部屋干しの洗剤を使って、洗濯物の嫌な臭いの元を取り除く
部屋干し用の洗剤を使うと、嫌な臭いの元、菌の繁殖が収まります。これで室内で干しても、嫌な臭いを抑えることができます。
夜、洗濯物をどうしても外に干さなくていけない方もいると思います。でもそのやり方は防犯上もあまりお勧めできません。上記の記事で、室内で干す際に工夫できることを説明してきました。夜洗濯を回すと近所迷惑になることもあるので、なるべく昼や朝に洗濯をした方が近所付き合いという面でも良いかと思います。