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版画のインクの落とし方とは?インク汚れはこの洗剤がおすすめ

      2019/03/08

版画のインクの落とし方とは?インク汚れはこの洗剤がおすすめ

そういえば…今日の図工は版画だった!
汚れてもいい服装と言われていたのに、子供に普段と同じ服で行かせてしまったときほどインクをつけて帰ってきたりしますよね。

版画のインクは落ちないイメージがありますが、このような方法で薄くしたり落とすことができます。どのような落とし方があるのでしょうか?

版画のインクの落とし方を紹介します。

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版画のインクの落とし方で役立つのは酵素の入った洗剤

子供が学校の図工で版画を行うのは定番ですよね。
それと同時に服にインクをつけてしまうのも定番ではないでしょうか。
落ちにくいイメージのある版画のインクですが、その落とし方で役立つのは酵素の入った洗剤です。
一度試してみてください。

やり方は、インクが付いた箇所を軽く湿らせてから、酵素の入った洗剤をかけ、5分ほど置きます。
時間を置いたら、その箇所を歯ブラシなどの柔らかくて小さなブラシでトントンと叩いて汚れを落としていきます。
すすいでみて落ちたり薄くなっていたら、仕上げに通常のお洗濯に出しましょう。
汚れ落ちが今ひとつという人は、一度すすぎ流してから、もう一度洗剤をかけて歯ブラシでトントンしてみましょう。

酵素入り洗剤は粉のタイプや液体タイプがありますが、洗浄力が高い方は粉タイプと言われいるので、溶かして使う必要があります。
また、液体タイプは粉タイプよりも洗浄力が落ちると言われるものの、手軽で扱いやすいのが特徴です。
どちらにするかは、自分にとって使いやすい方を選びましょう。

綿100%の服の版画インクの落とし方

服に使われる繊維は化繊のものもあり、扱いがデリケートな場合がありますが、綿100%の服の版画インクの落とし方はどのようになるのでしょうか。

綿は他の繊維と比べ、比較的強い性質を持っています。
しかし、インクなどの染料が染み込みやすいという側面も持っているため、簡単に服が染まってしまいます。

そんな時にお試しいただきたい組み合わせが「洗濯のり」と「洗濯せっけん」です。
洗濯のりでインク汚れを浮かせてから、一旦すすぎ洗いをし、次に洗濯用の固形せっけんでこすり、もみ洗いをしてから、もう一度すすいでみてください。
おそらくインク汚れが落ちるか薄くなっているはずです。
物足りなければ、もう一度行ってみてください。
最後に通常のお洗濯をすれば、綿100%の服でもほとんどのインク汚れが落ちます。

版画インクは時間が経つと落とすのが難しい

子供が服に版画のインクをつけて帰ってきても、用事などで忙しくて、すぐにシミ抜きが出来ない時がありますよね。
さらに疲れていたら、「明日以降でもいいかな」なんて後回しにしてしまいがちです。
ですが版画インクは時間が経つと落とすのが難しいのです。

というのも、服などの布製品を染める時は、染料で色を入れた後、熱処理をしたり時間をかけて乾かすなどして布に色が強く定着するようにします。
即座にシミ抜きをしないのは、色染めと同じことをしているということです。

ですので、すぐにシミ抜き作業が出来なくても、出来ればその日のうちか、どんなに遅くても次の日にはシミ抜きをするようにしましょう。
そうする事で、簡単にインクを落とせたり、手遅れにならずに済みます。

版画インクは種類によって落とし方が違います

版画インクに使われるインクは一種類しか無いわけではありません。
万が一服についてしまった場合、種類によって落とし方が違いますので、そういった事を考慮したシミ抜きをしましょう。

油性のインクの場合

版画に使われているのが油性のインクの場合は、油分を落とすことを得意とする洗剤を使うと効率よく落とすことが出来ます。
洗剤と少し違いますが、エタノールや除光液、オレンジの皮のオイルなどを使うことも出来ます。
ただし、エタノールや除光液は臭いが強いので、換気を忘れずに行いましょう。
また、オレンジの皮を使う場合は今度はオレンジの色がついてシミになってしまうこともありますので、オレンジを使ったシミ抜きの後も、すぐにいつものお洗濯をするようにしましょう。

水性インクの場合

水性のインクは油性のものより繊維に定着しづらいので、通常のお洗濯でも落とせることが多いです。
しかし、中には繊維にしっかり残ってしまうものもありますので、そうならないように、台所用の中性洗剤で下洗いをしてからお洗濯することをおすすめします。
他にも、重曹に軽く水を混ぜた重曹ペーストをシミの場所に塗りつけてから歯ブラシなどでこすり洗いをする方法もあります。

版画のインクが手についてしまったときの落とし方

版画のインクが手についてしまったときの落とし方についてご紹介します。
手についた汚れはハンドソープを使うことが多いですが、油性のインクなどの場合は、汚れが十分に落ちない時もあります。
そういった時は、こういった物を試してみてください。

シャンプー

「手を洗うのにシャンプー?」と驚かれた方もいるかと思いますが、シャンプーは頭の皮脂汚れを落とすものですので、意外にも油汚れに強いのです。
シャンプーをハンドソープのようにして洗ってみましょう。

メラミンスポンジ

お掃除の時に大活躍するメラミンスポンジですが、実は手についたインク汚れを落とすのにも使うことが出来ます。
使い方は、手とメラミンスポンジを水で濡らしてから、汚れている箇所を軽くこするだけです。
肌への負担が小さいとは言え、あまり強いチカラでこすると肌にダメージがかかりますので、強くこすりすぎないようにしましょう。

インクが強力だったり、爪などの入り組んだ場所に入った場合は、何度も洗っても落ちないこともあります。
ですが、何度も洗いすぎると、手荒れなどのトラブルに繋がりますので、そういった時は、体の新陳代謝で皮膚や爪が新しい物になることを期待しましょう。

このように、版画のインクが服や肌に付いてしまったとしても、落とし方には様々な方法があります。
諦めずにシミ抜きにトライしてみましょう。

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