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グッピーのメスのお腹大きい原因は出産か腹水病!症状と対策

      2019/04/09

グッピーのメスのお腹大きい原因は出産か腹水病!症状と対策

飼育しているグッピーのメスのお腹大きいと、知識がない初心者の飼い主さんは一体何が原因なのか分からないこともあるでしょう。

グッピーのメスのお腹が大きくなっているのは、出産の兆候の可能性や病気の可能性があります。

ここでは、グッピーのメスのお腹が大きくなっている時に考えられる原因についてお伝えします。どんなことが原因になっているのかを確認して、適切に対処できるようにしましょう。

グッピーのが出産をするときは、繁殖させるかどうかによって隔離をする必要があります。また、病気の場合は対処をする必要もありますので、それぞれについて確認して上手に飼育できるようにしましょう。

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グッピーのメスのお腹大きいのは出産の兆候の可能性が

グッピーのメスのお腹が大きくなったら、妊娠なのか、病気にかかっているのかを見極める必要があります。

雄のグッピーの場合には、お腹が大きくなったらすぐに腹水病だと判断することが出来ますが、出産が多いグッピーのメスでは、なかなかどちらなのかを見分けることが難しいです。

グッピーのメスのお腹が大きくなったときには、ひとまず妊娠を疑ってみます。

グッピーのメスは、出産が近くなるといろいろな行動をとるので、見極めるのが意外と簡単です。
よく観察して、妊娠がわかった時には早めに出産に備えて準備をしましょう。

出産が近くなるととる行動の特徴

  • 腹部やお腹の辺りに、稚魚の目が黒っぽく映ることがある。
  • 水面や水底でボーっとしていることがある。
  • 他のグッピーから逃げたり、追い払ったりする。
  • 水槽の側面に頭を付けて、上下泳ぎを繰り返す。
  • 水草に尾ひれをくっつけたり、変わった泳ぎ方をする。

これらの行動が見られるときには、妊娠して出産が近いことを示しています。
出産が近づくと、呼吸が荒くなり、尾ひれを振って産むような仕草をすることもありますので、よく観察してください。

お腹大きいグッピーのメスに出産させて繁殖させるときは

グッピーのメスのお腹が大きくなった原因が病気ではなく妊娠のためだということがわかったら、出産に向けて準備をしておきましょう。

グッピーの稚魚を、大きくなるまで育てたいという場合には、いくつかのグッズが必要です。同じ水槽内で何も対策していなくても、稚魚のうちの数匹は成魚に成長することができるかもしれません。しかし小さな稚魚は、産まれてすぐに他のグッピーに食べられてしまうことが多いため、多くの稚魚を飼育したい場合には、隔離が必要になります。

一番簡単に隔離できる方法が、「産卵箱」を使う方法です。
同じ水槽内で出産が近いメスのグッピーだけを隔離し、さらに産み落とされた稚魚が小さな穴から水底に沈むことで、親魚から食べられないようにすることが出来ます。
産卵箱にあいた小さな穴は、成魚は通ることが出来ないので、ある程度の大きさに稚魚が育つまで、産卵箱の中で育てていれば、同じ水槽内でも安心して飼育ができます。

その他にも、ウィローモスなどの水草で稚魚の隠れ家を作ってあげることで捕食を防いだり、目の細かいネットを使って、隔離部屋を手作りしたりすることもできますよ。

グッピーのメスの出産について

グッピーのメスは1回の交尾で2~3回の出産を繰り返すことが多いようです。
最初の交尾から20~30日後に1回目の出産、そこからまた20~30日後に2回目の出産…。と稚魚を生むことになるので、1度出産したからと油断してはいけません。

はじめての出産では、10~20匹と産む稚魚の数は少なめですが、2回目以降は一度に100匹近くを出産することもあるようです。

1~5匹を産むのに5分前後かかるので、全てを産み終わるまでには5~6時間かかるグッピーもいるため、出産後の親魚はかなり弱っています。
出産後すぐに成魚の水槽に戻すのではなく、3日前後隔離したままで休息させてから、元に戻すようにしましょう。

グッピーの出産には個体差がありますが、出産を繰り返すとだんだんスムーズに産めるようになります。
妊娠周期や出産の速度など、記録をとっておくのもよいでしょう。

グッピーのメスのお腹大きいときは腹水病の可能性も

いつまで経ってもメスのグッピーが出産しない、出産の兆候が見られないというときには、妊娠ではなく病気に感染している可能性があります。

お腹が大きくなる病気は「腹水病」と呼ばれるもので、放置しておくとグッピーが命を落としまうこともあります。
そのため、病気がわかったときにはすぐに対処しましょう。

腹水病の原因になるのは、エロモナス菌という菌への感染です。
エロモナス菌は水槽内に常にいる菌なのですが、感染してしまうと内臓が腫れて水が溜まった状態になってしまうようです。

一緒に飼っている雄のグッピーのお腹が大きくなっているときには、メスも一緒に腹水病にかかっている可能性が高いです。
メス単体では、妊娠との見分けが難しいですが、見分けるポイントは「糞」です。
白い糞を見つけたら、腹水病の初期段階。すぐに隔離してください。

グッピーが腹水病になった時の対処法

グッピーの腹水病を見つけたら、すぐに隔離をして病気に対処します。

普段与えているエサは、腹水病の症状を悪化させてしまうことがあるので、エサの量は減らします。
グッピー用の薬エサを与えて、元気になるまで見守りましょう。

完全にお腹の状態が良くなり、元気に泳ぎ回るようになったら、元の水槽に戻しても大丈夫です。
ただし、水槽内に常駐しているエロモナス菌によって、また腹水病にかかってしまう恐れもありますので、一度水質管理を見直してみることをおすすめします。

水を交換するときには、水温やphの確認を必ず行うように習慣づけましょう。

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