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コリドラスの水槽の底砂に適した砂の選び方について解説

      2019/04/09

コリドラスの水槽の底砂に適した砂の選び方について解説

コリドラスを飼育する場合、水槽に入れる底砂にどんな砂を選ぶかが重要になります。飼いやすいと言われるコリドラスですが、長時間底床にいる魚だからこそ適した砂を用意してあげましょう。

今回は、コリドラスの水槽の底砂に適した砂の選び方について説明します。砂の大きさや色に注意して選ぶようにしましょう。

また、初心者のための飼育ポイントについてもご紹介します。水温やエサの与え方についても理解するようにしましょう。

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コリドラスの水槽の底床のための砂の選び方について

コリドラスは比較的飼育が簡単で、小さい体ですが存在感があります。大人しい性質なので、他の熱帯魚と一緒に飼育される場合も多いです。
コリドラスは水槽の底にいる魚で、底砂の中をつついてエサを探して食べます。

水槽の底砂の掃除をしてくれるというのもコリドラスの特徴です。

そのため、水槽の底に入れる砂は、コリドラスの習性に適したタイプのものを選ぶようにします。

水槽の底砂には砂や砂利、大磯砂、サンゴ砂、ソイルなどいろいろなものがあり、大きさも様々です。底砂は見た目だけで選んでしまうと飼育する魚には適さない場合もありますし、水槽の掃除にも関わってきます。

コリドラスを飼育するときの水槽の底砂には細かい砂が適しています。

砂の中に口先を入れてエサを探す習性があるので、あまり大きい砂や石は向いていません。大きめの石にしたい場合でも、口先を底砂の中に入れたときに傷をつけたりしないように尖っていない形の石を選ぶようにしましょう。
白っぽい砂や石は水槽の中が明るくなって見た目も良くなりますが、コリドラスの体の色が濃い種類の場合には向きません。

コリドラスには角が尖っていない丸い形をしていて、できるだけ細かい砂が適しています。おすすめなのは田砂です。田砂は細かいくて丸い粒の砂で、掃除もしやすいタイプになります。

コリドラスの水槽の底砂は薄めにしましょう

水槽に底砂を敷く場合は、あまりたくさん入れずに薄めに敷くと良いです。1センチくらいで十分です。コリドラスの水槽に使う底砂は粒が細かくて丸い形の砂を選びますが、細かい粒の砂は下の方が詰まってきて酸素が届かなくなります。菌が発生しやすくなり、水質を悪くしたり病気の原因にもなってしまいます。底砂は1センチ位を目安にして、薄めに敷くようにしましょう。

コリドラスは水槽の底の方で暮らし、底砂の中からエサを探して食べます。食欲旺盛な魚なので当然糞も多くなり、糞は底砂だけでなく水も汚してしまいます。そのため水槽の中はこまめに掃除が必要になってきます。
コリドラスの水槽の中は掃除が面倒にならないように、できるだけシンプルにしておきましょう。水槽の中のインテリアに凝っていろいろな物を置いてしまうと掃除も面倒になってしまいます。掃除を簡単にするためにもレイアウトはシンプルにしましょう。
水槽の中に入れる水草などは石や木を用意して、そこに活着させるようにすると良いです。掃除をするときにはその石や木ごと取り出すことができるので、水槽全体の掃除がしやすくなります。取り出した石や木も掃除のときに洗うようにしてください。糞がついていたりして、結構汚れています。

コリドラスの砂を選ぶ時の注意点について

コリドラスの水槽の底砂には角が尖っていない丸い粒で、小さめの砂や石が向いていますが、色などにも注意してください。

コリドラスの種類によっては明るめの色の砂は適していないこともあります。
コリドラスの中でも体の色が濃いタイプの場合は底砂の色も暗めのものを選びます。暗い色の底砂の方がコリドラスの発色が良くなりキレイに見えます。底砂が黒っぽい色だと水槽内も暗く重く見えてしまう場合は、明るい色の砂と暗い色の砂を混ぜても良いでしょう。

サンゴ砂は白っぽい色が水槽内を明るくし、熱帯魚の飼育でも人気の砂ではありますが、水槽内の水の硬度を高くする作用があります。コリドラスの飼育には向いていないのでおすすめしません。
ソイルもまたコリドラスにはおすすめできません。ソイルは土を固めてできています。崩れやすい性質があるため、底砂を突っつくコリドラスには良くありません。
コリドラスの底砂を選ぶときは、粒が細かくて、角がなく丸い形をしている砂や石で、体色が濃い色のコリドラスには暗い色のものを選ぶようにしてください。

コリドラスの水槽の底砂は定期的に掃除するようにしましょう

コリドラスは水槽の底にいる魚なので、底砂は定期的に掃除をするようにしてください。底砂には残ったエサや糞が多くあり、放っておくと汚れてきて菌を発生させてしまいます。底砂の中に口を入れる習性があるので、底砂が汚れていると病気の原因にもなってしまいます。水槽内の水が汚れてきたら掃除をしなくてはと気がつきますが、底の汚れには気づきにくいので、定期的に掃除をするようにしてください。

掃除の頻度は水槽の大きさやコリドラスの数などにもよりますが、1週間に1度は掃除をするようにしましょう。

小さい水槽だと汚れやすくもなりますので、もう少しこまめに掃除をするようにしてください。60センチ水槽で週1回を目安にしてください。

水槽の掃除をするときは、水を抜くポンプを使うと便利です。底砂の掃除も簡単にできるタイプのものがありますので、用意しておくと良いでしょう。

コリドラス飼育に適した水温やエサについて理解しましょう

コリドラスを元気に飼育するためにも飼育環境を整えて、エサもコリドラスに適したものを与える必要があります。

水槽の水温は25℃位が適しています。20℃以上あれば問題ありませんが、あまり低い水温だと白点病にかかる可能性があります。高温には弱い性質なので、高くても28℃以下に保つようにしてください。冷却ファンやヒーターなどを使って水温を一定に保つようにしましょう。
水質にも気をつけてください。コリドラスはアルカリ性に弱いため、弱酸性か中性に保つようにします。

コリドラスのエサにはあまり神経質にならなくても大丈夫です。雑食で何でも食べます。普段のエサは人工飼料にし、時には生餌も与えるようにすると良いです。冷凍赤虫やブラインシュリンプなどが良いでしょう。
他の熱帯魚と一緒に飼育している場合も、熱帯魚の食べ残しだけにはしないで、コリドラスにもエサを与えるようにしてください。

コリドラスは比較的飼育が簡単で、非常に人気のある魚です。コリドラスを飼う場合は習性を理解して、底砂も適したものを選んでください。定期的に掃除をすることも忘れないでくださいね。

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