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アリの飼育ケースを自作!素材や作り方のポイント

      2019/04/09

アリの飼育ケースを自作!素材や作り方のポイント

アリの飼育をテレビなどで見かけることがあります。クリアなケースを用いているので、普段は知ることのできない、アリの生活を見ることができますよね。

そこで自分でアリを飼育する場合は、飼育ケースも自作することが出来るのか?どのような素材を使うのが良いのか、メリット、デメリットについても紹介をいたします。

またアリの飼育ケースを作る時の注意点なども、ぜひ参考にしてみてください。

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アリ飼育!飼育ケースを自作する際の注意点

アリの観察は、昔も今も人気の自由研究ではないでしょうか。
ゾロゾロと連なって歩くアリを見ているのは、飽きませんよね。
アリの魅力は、あの団体行動にあると、個人的には思っています。

アリの生態を観察するためには、飼育ケースが必要になりますよね。
しかし、一般的な昆虫用のケースではアリは隙間から逃げてしまいます。
専用の飼育容器が売られていますが、自由研究にするなら自作すると良いでしょう。

アリの飼育ケースを自作する時の注意点は、住処と餌場を分けることです。

住処は絵本などでもお馴染みの、たくさんの部屋が繋がったアリの巣スペースです。
ただし、絵本のようなアリの巣は作るのも管理も大変なので、初めて有りの飼育ケースを作るなら平置型の住処がおすすめです。
餌場は、その名の通り餌を与える場所になります。
自然界のように土や砂、小石を入れたり、植物などを育ててもOKですよ。

自然界では地上が餌場、住処は地中になりますが、平置型の飼育ケースでは横に連結させます。

アリの石膏を用いた飼育ケースを自作する方法

アリの飼育ケースを自作するときには、石膏を使ったケースが良く使われます。

アリは土の中で生活しているの乾燥に弱いのですが、自然界のように土や砂を使うと観察しにくいのです。
そこで使われるのが石膏です。

自作する時には、蓋付きのクリアケースを2つ用意して、1つを住処、もう一つを餌場とします。
それらをチューブなどを使って連結します。

まずは、ケースへ穴を開けます。
電動ドリルが便利ですが、お子さまの年齢によってはとても危険ですから、大人のお手伝いが必要になるかもしれません。

次は住処作りです。
石膏と水を容器に入れて、しっかりとかき混ぜます。
石膏と水は使う石膏の使用説明を参照してくださいね。

かき混ぜたものを住処となるクリアケースに流し入れ、トントンと平らに均したら、固まるまで待ちましょう。

しっかりと固まったら、チューブなどで連結します。

餌場には、小石を引くなどして自然界のように装飾すると素敵になりますよ。

自作する前に確認!石膏を使ったアリ飼育ケースのメリット、デメリット

自作のアリ飼育ケースとして石膏を使ったタイプをご紹介しました。

土や砂では、ゴミや死骸などを取り除くことも出来ませんし、色合いもアリに似ていますから観察歯肉ですよね。
しかし、石膏の場合には黒と白のコントラストで、はっきりとアリを確認できます。
観察しやすく、何度でも洗って使うことが出来るからです。

ですが、デメリットもあります。
それは、アリは石膏を掘ることが出来ない点です。
そのため、平置きではなく「アリの巣」の様にするためには、事前にこちらで部屋を作ってあげなくてはいけません。
アリが掘るわけではないので、どうしてもデザインは人工的になってしまいます。

アリにどうしても掘らせたいなら、砂が良いでしょう。
観察用の白い砂も売られていますが、1年程度で交換が必要になります。

メラミンスポンジを使用するとアリ飼育ケースの自作が簡単です

アリの飼育ケースを自作するなら、メラミンスポンジを使うのもおすすめです。

アリは自然界では土の中で生活しています。
土の中は湿っていますから、アリの飼育ケースを自作する場合にも湿度の確保は必要になるのです。
そのため、先程は石膏を使ったのですが、石膏は難易度が高いという人もいらっしゃいますよね?

その様な方におすすめなのは、メラミンスポンジです。
加工しやすいので、アリの巣に見立てて、少し狭い場所ができるように加工しましょう。
加工が終わったら、メラミンスポンジを湿らせてクリアケースに入れれば完成です。

カッターやハサミで簡単に加工できる点がメリットですよね。
ただし、スポンジを湿らせて使うので、場合によってはカビなどが生えることもあります。

様々な素材のアリの飼育ケースについて

今回はアリの巣を石膏やメラミンスポンジを使って、飼育ケースを自作する方法をご紹介しました。
しかし、これだけが正解というわけではありません。

メンテナンスを全く無視するなら、そこら辺の土や砂でも問題ありませんし、観察用の白い砂もあります。

また、アリ専用の飼育ケースも販売されていれ、全面クリアで小さな部屋がたくさん連なるアリの巣を模した作りのものや、専用のゲルを使う飼育方法もあります。
どちらも透明でアリの動きがよく見えるのですが、ゲルの方はアリが自分たちで巣を作りますから、観察という点ではゲルが最も手軽で観察しやすいかもしれません。
ただし、なかなかアリが住み着いてくれないデメリットもあります。
また、産卵がをしなくなりアリが増えなくなったり、カビが経てしまう可能性も高いです。

初めてアリの飼育ケースを作るなら作り方も簡単でメンテナンスも楽な平置型がおすすめです。

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