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オカメインコの餌をペレットに切り替える方法とポイント

      2019/04/09

オカメインコの健康を考えるなら、栄養豊富なペレットに切り替えることが必要です。
ただ今までシードにのみで育ってきたオカメインコの場合、ペレットを全く食べてくれない場合が多く、シードに混ぜて与えても、シードだけ上手く取って食べて、ペレットに手をつけないこともあります。
では、どうすればペレットを食べてくれるようになるのでしょうか。その方法とは?
オカメインコに、ペレットが食べ物だと教えることが大切です。
根気強く教えていきましょう。

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オカメインコがペレットに切り替えるのは大変だが、切り替えることは必要

オカメインコのエサにはシードとペレットがあります。シードの方が好んで食べてくれますが、ペレットはオカメインコに必要な栄養がバランスよく含まれています。シードでは不足しがちな栄養素もペレットにはちゃんと十分含まれています。主食をペレットにすると青菜なども必要なくなり、おやつ程度に与えるだけで良くなります。

主食をペレットにすると、シードだけの場合に比べて健康状態も良くなり、長生きしてくれる確率も高くなるようです。
病気になった時には療養食のペレットがありますので、ペレットを食べてくれるようにしておくと安心です。

シードは脂肪やタンパク質が豊富なため、オカメインコにとってはシードの方が美味しく感じるようです。なので、今までシードを食べてきたオカメインコの場合は、ペレットに切り替えたくてもなかなか食べてはくれません。ペレットを食べ物と認識しないこともあります。

オカメインコの餌をペレットに切り替える時の具体的な方法

オカメインコに今までシードを与えていた場合は、ペレットに切り替えようと思ってもそう簡単には食べてくれません。

オカメインコにとってはペレットよりもシードの方が好みの味のようです。ペレットを食べたとしても、シードの方を好んで食べますので、シードからペレットへの切り替えには工夫が必要です。

通常食べているシードにペレットを混ぜてみても、ペレットだけを上手に残してしまいます。シードがなくなってもペレットを食べようとはしません。ペレットを食べ物と思っていない場合もあります。

今までシードを与えていたのに、いきなりペレットだけを与えることは危険ですのでやめてください。全く餌を食べていない状態になってしまいます。

オカメインコの餌をペレットに切り替えるときは、シードとペレットの量を調節しながら行ってみてください。

シードの量を徐々に減らし、ペレットの量を増やしていきます。シードだけでは足りないため、空腹に耐えられなくなったらペレットを食べ始めます。シードも与えることで、全くお腹に何も入らないという状態を避けることができます。

ペレットの味に慣れてもらうことも必要なので、シードに振りかける方法も試してみてください。ペレットを細かく潰して粉状にして、シードに振りかけてください。シードを食べることでペレットを口にしますので、ペレットの味にも慣れてきます。

ペレットをつまんでオカメインコにあげるのも切り替えに効果的

ペレットをおやつ感覚で与え、慣らしていく方法もあります。放鳥している時に指から与えてみてください。おやつのように食べることでペレットの味に慣れ、次第に食べてくれるようになるかもしれません。
指から与えると特別な感じがして、容器で与えるよりも食べてくれる確率も高くなります。指から食べてくれるようになったら、今度は手のひらに乗せて与えてみてください。手のひらから食べるようになると、容器に入れて与えても食べてくれることと思います。

放鳥している時によく遊んでいる場所に、ペレットをばらまいてみるのも良いです。鳥は拾い食いをする習性があるので、足元にあるものをつまむことがあります。バラバラとペレットをまいておくと食べ出すことがあります。ペレットだけでは興味を示さない場合はシードも一緒にまいてください。足元のシードをつまんでいるうちにペレットも食べるようになるかもしれません。

遊びに取り入れてみても良いです。ペレットをコップなどに入れて倒してみると、興味を示していたずらするかもしれません。お気に入りのオモチャと一緒にペレットを置いておくなどして、オカメインコの興味をひくようにしてみてください。最初はいたずらしていても、そのうち食べ物とわかり食べだすこともあります。

オカメインコにペレットが食べ物だと知ってもらうことが大切

どんなに工夫を凝らしてペレットを与えてみても、オカメインコがペレットを食べ物と思っていなければ、食べてくれることはありません。まずはペレットが食べられるということを認識してもらう必要があります。

オカメインコは飼い主が食べているものに興味を示すことがあります。まずは飼い主がペレットを美味しそうに食べているふりをして、オカメインコのにその様子を見せてあげてください。飼い主が食べている様子を見て、食べ物と認識してくれます。ペレットを指でつまんで食べているふりをしながら、オカメインコにも指からペレットを与えます。同じものなら食べ物だから食べてみるか、という感じで興味を持って食べてくれるかもしれません。

ペレットをすりつぶして小さくしてから与えてみても良いです。粉状にしてシードやおやつと一緒に与え。徐々にペレットの粒を荒くして大きくしていきます。粉のうちならシードやおやつを食べた時に自然と口に入りますので、味を覚えてくれます。知っている味なら粒が大きくても食べてくれる可能性があります。

ペレットに切り替えるには根気が必要です。時間をかけて、焦らずに挑戦を続けてみてください。

ペレットには種類があるので、オカメインコが好む物を試すのも方法のひとつ

どうやってもペレットを食べてくれない場合は、ペレットの種類を変えてみてください。ペレットにもいくつか種類があります。脂っこいものから軽いものまで、味にも違いがあります。オカメインコにも好きな味と嫌いな味がありますので、ペレットの種類を変えてみることも必要です。
ペレットの種類を変えたら食べてくれるようになったということも多くありますので、諦めずに試してみてください。

オカメインコは糖分を好みますので、ペレットに砂糖を少しだけ振りかけてみても良いです。味を変えてあげることで食べるようになるかもしれません。ただし、ペレットを順調に食べてくれるようになったら、砂糖はやめてペレットだけにしてください。糖分を取りすぎると体に良くありません。

今までシードを食べていた場合はペレットへの切り替えはとても難しくなります。切り替えには時間が必要です。焦らずに気長に行ってください。

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